コムローイ②
2017年5月6日(土)晴れ
一夜明けて、朝。
ホテル3階のレストランで朝食。
ブッフェスタイル。
オムレツを作ってくれるのだが、一度に3つできるという謎仕様。
涼しかったのでテラス席で。
今日はチェンライ市内観光。
ワット・プラ・シン。
奥のお堂。
仏像。
両脇には感じの良い絵画が飾られていた。
手前のお堂。
仏像。
このお寺には、菩提樹を囲む誕生日仏像がある。目立たなさすぎて誰も周りにいなかった。
左から日、月、火
水、木
金、土
私が生まれたのは火曜日。守護仏は、プラプッタループ・パーンサイヤート。
七曜日の中で1人だけ寝転んでいるという横暴っぷり。
夫が生まれたのは金曜日。守護仏は、プラプッタループ・パーンラムプーン。
夫の守護仏は仏法と伝道について瞑想しているらしいが、私の守護仏は単に横になっているだけらしい。他の守護仏について調べても、単に寝転んでいる仏はいなかった。
続いてワット・プラケオ。
お堂。
参道の脇にまた守護仏がいた。
エメラルド仏。1990年に、ラマ9世のご母堂90歳を祝って新たに設置されたらしい。
バンコクのワットプラケオと異なり、だいぶ近くで見ることができる。
敷地内では唐辛子が干されていた。
敷地内の博物館。
仏像や昔の食器類が展示されている。
ラマ9世が、仏像と同列に扱われていた。
2階もある。
お昼はWiang inn hotelの1階レストラン。綺麗で嬉しい。
またしてもブッフェスタイル。味についてはお察し。
ここでタイに来て初めて、心待ちにしていたライチを食べた。日本のものと異なり、外皮は赤みが強く、酸味も強め。あまり好みではなかったが、まだシーズンではないのだろうか。
お次はバーン・ダム(黒い家)へ。同名のホラー小説があるが、こちらもだいぶおどろおどろしい。チェンライ出身の芸術家、タワン・ダッチャニー私設設ミュージアム。人間のダークサイドに焦点を当てた作品が多いとのこと。
ご尊顔。2014年に亡くなった。
駐車場から少し歩く。道中、小さなパイナップルを見かけた。
どうやらチェンライの名産品で、食べられるらしい。
20THBだったので買った。酸味が全くなく甘みが強く、とても美味しくて驚いた。
バーンダム。
チケットもおどろおどろしい。
扉。
館内。
ベンチ。
テーブルと椅子のセット。骨。
蛇の皮。
建物は大体黒い。
鴟尾のようなにょろにょろがたくさん出ている。
オームのようなこの建造物、
窓から覗いたら毛皮が敷き詰められていた。
並んだ水牛の頭蓋骨。
髑髏や目が描かれた建造物。
内部。
芸術とはかくも理解しがたきものよ。
最後は、首長族の村へ。
首に巻いているコイル。重くて片手では持ち上がらない。
これで2キロ。
ガイド曰く、昔は満月の夜に生まれた女性だけつけていた。満月の夜に生まれた女性は虎が好きなので、トラに噛まれて死んでしまわないように首にコイルを巻くようになったとのこと。防具だったのか。
山道を行く。
看板が適当すぎる。
アカ族の家。竹でできている。
お土産屋さんがたくさんある。
ここではアカ族の演奏ショーを見る。
長いの棒を竹の筒で打って音を出す。竹が空洞なので音がよく響く。
後ろでは、シンバルと銅羅と小さめのコンガを叩いていた。
シンバル。
銅羅。
コンガ。
終わると記念撮影。皆チップを入れていた。
お次はヤオ族。
刺繍の雰囲気が違う。ヤオ族の刺繍はとても細かい。ここで購入を迷ったストールは800THB。結局買わず。
そして首長族のカレン族。皆機織りをしていた。
赤土の上にいくつも家がある。
何か買いたいなと思いこのパターンの空色と紫色のストールを購入。200THB。
こうして見世物のようになっていることを彼女らはどう思っているのか。
今日の宿泊先、ドゥシット・アイランド・リゾート・チェンライに到着。 以降自由行動。
ロビー。ドゥシタニ系列のホテルで、とてもリッチな雰囲気。
ウェルカムドリンク。甘く、少しハーブの味がした。
お部屋。
ホテルの乗り合いバンで街へ出る。60THB/person/way。チェンライにはナイトマーケットがあり、この日は土曜だったので大きなサタデーマーケットも出ていた。
派手派手しい時計塔。
チェンライ出身の芸術家、チャルムチャイ・コーシーピパット作。明日行くワット・ロンクンの作者でもある。
山岳民族がにっこり。
サタデーマーケットの南側の公園には舞台が設置されており、夥しい数の人が既に座って食事をしていた。
公園内の通りは食べ物の屋台がずらり。
まだ明るいので先に腹ごしらえ。地球の歩き方に載っていた、プーレーレストランへ。サタデーマケットのあるタナライ通り沿いの東寄り、南側にある。
内観。
海老すり身の包み揚げ、豚のイエローカレー。
カレーはチェンライ料理のページに上がっていた。昨日のブッフェにもあったのだがチェンライ料理とは思わなかった。
クンオプウンセン。
マンゴスチンジュースとブドウジュース。
初マンゴスチンジュース。お味はほどほど。
ナイトマーケットへ。
アユタヤ名物、ロティーサイマイを見つけた。
パン生地のようなものを鉄板に押し付けて円を描き、すぐに持ち上げて次の円を描く。円を描いた後に残った生地はほんの少し焼くだけ。手つきがあまりに鮮やかで、魔法のようだった。
通路は人で埋まっており、北側の道は西から東へ、南側の道は東から西への一方通行になっていた。
公園内の食べ物通り。芋洗い。
この蒸し暑い中で寿司。結構人気だった。買った人がお腹を壊さないことを祈る。
うずらの卵の目玉焼き。可愛い。
日本で一時期爆発的に流行った、ポクポン人形。当時はタイのお守りだったとはつゆ知らず。
謎の楽器を操るご老人。マリンバのような深みのある音。
舞台の前では、タイ人が盆踊りをしていた。全員踊れるという驚きの普及度。
常設のナイトマーケットの方に移動。
入口のお茶屋さんでナム・マトゥームを購入。
内観。
左2つがナムマトゥーム。
お湯1リットルに4,5個入れて、10-15分待つ。マトゥームは何回か使えるらしい。
マトゥーム自体はそれほど甘くないらしく、甘いのが好きならステビアの葉を入れるよう勧められた。少し値引きしてもらって、左3つで150THB。
暇だったのか、お茶の試飲をさせてくれた。中国式の小さな急須、茶壺(チャフー)で淹れる。1回目のお茶は茶杯を洗うために使い、流してしまう。2回目に淹れたお茶を飲む。
細長い方が聞香杯、お猪口みたいな方が品茗杯。聞香杯にお茶を注ぎ、品茗杯をかぶせてひっくり返して提供された。
聞香杯を抜いて品茗杯にお茶を移す。聞香杯で香りを聞く。烏龍茶にモクセイの花を入れたもの。いい香りだったので購入。
お店の人お勧めの茶壺。2ついっぺんにお茶を淹れることができるわけではなく、デザインとのこと。
ナイトマーケットの奥の方にはステージと露天があった。人は少なめ。
時計塔が、19,21,23時にライトアップされるらしいと聞いた。
ライトアップ前。
待っている人々。結構いた。
最初に学校で流れるようなチャイムが鳴る。その後曲が二曲流れ、その間単色だがライトが変化する。
タクシーを拾って帰路につく。80THB。