スコータイ②
2017年11月26日(日)晴れ
朝ご飯。
タイ料理とアメリカンスタイル半々。
今日は北部のSi Satchanarai歴史公園へ。ホテルで車を頼んだ。往復込みの3時間で1800THB。実際には3時間以上使わせてくれた。11時発。
実は、スコータイ歴史公園だけではなく、このシーサッチャナライ歴史公園と南部のカムペーンペッ歴史公園も含めて世界遺産に登録されている。入場料100THB。タイ文字が読める今だからわかるが、タイ人用と思われるチケットには20THBと書いてあった。
ここにも自転車屋。1台30THB。2人以上乗りは80THBと言われるので値切る。公園は広いので借りる方が賢明。
入口から順に、まずはวัด นาง พญา Wat Naan Phaya へ。
スコータイ歴史公園より森が深い。
仏塔は登れるので登る。
予想外にカラフル。
中はおそらく一周できるのだが、
コウモリの住処だったので諦めた。
振り返れば、結構高い。
一部残っている壁のレリーフ。
草に覆われた地面と見紛う堀。
2つ目はวัด เจดีย์ เจ็ด เเกว Wat ceedii cet keew。チェディ(仏塔)が7列に並んでいることから名付けられた。
スコータイ様式ともいわれる、蓮の蕾型のチェディ。
その他、ヒンドゥー教、大乗仏教、ランナー様式等様々チェディがある。
こちらは中に巨大な立像。
3つ目は、歴史公園の中心に位置する、วัด ช้าง ล้อม Wat Chaan loom。
その名が示すとおり、仏塔の基壇は象に支えられている。その数なんと38頭。
上部にはぐるりと座仏像。
4つ目、丘の上にあるวัด ศุวรรณ คีรี Wat Suwan Khiiriiへ。
丘、という言葉から連想するものとはだいぶ異なる角度の坂。手前の看板には、危険なので自転車で上り下りするな、と書いてある。
坂の頂上。さらに階段を登る。
巨大なチェディ。
裏側から途中まで登ることができる。
そして慄いたのはこちら、サギが鈴なりに。よく見たら他の木もほとんど全てサギの止まり木になっていた。
実は階段を登り始めたあたりから川のせせらぎのような音がすると思っていたが、全てサギの鳴き声。動物園のような匂いがしたのも納得。
隣の丘の寺院まで尾根道で行けると地球の歩き方に書いてあったのだが、自転車を持っていけないので断念。
5つ目、隣の丘のวัด เขา พนม เพลิง Wat Khaw Phanom Phluunへ。
再び階段を登る。しかも長い。
たどり着いた頂上左手。
右手は座仏。これまで見てきた仏像とは頭部のデザインが異なる。
また、お腹に玉のようなものが埋め込まれているようにも見えた。
隣の丘の寺に続く道。先が見えない。
城壁内はこれにて終わり。あとは東に2キロほど行ったところにある、วัด พระ รัดน มหาธาตุ Wat phra rattana mahaathaatへ。
1人20THBとられる。
プラーン(クメール式の塔堂)とその前の座仏。
座仏の横には、金箔を貼るなとの看板。一応遺跡だからか。
プラーンは上まで登ることができる。
もう一段。
内観。
だいぶ登ったので、さすがに眺めが良い。
シーサッチャナライ歴史公園も良かった。前々から思っていたのだが、森の中にある遺跡は、少し離れて見ると白く靄が掛かって見える。霊的なものが見える体質ではないし、塵芥が立っている又は周辺と比して開けているのでコントラストで白く見える等物理的な理由があるのだろうとは思うが、神秘的に見えて大変良い。
スコータイまで戻るのに1時間。荷物は積み込んでいたので、宿泊ホテルに戻るのではなく、ピッサヌローク空港までのバスのピックアップポイントであるタラブリホテルで降ろしてもらった。
ホテル内のバーで遅いお昼。お洒落。
クラブサンドイッチ。結構ちゃんとしている。
16時半にピックアップ。バスは満席。
スコータイ、総じて大変良かった。