GAGGAN
2017年5月8日(月)晴れ時々雨
今日のSST。
khuan 〜すべきである(英should)
ちょうど課の終わりで練習問題が多かったので、文法はこれだけ。
お昼はソイ23の蕎麦屋、みつもりに行こうと思ったら、なんと今日から今月いっぱい改装工事とのこと。
そこで再び斜向かいのザ・ローカルへ。
今日は2階に通された。
手前はパイナップルと豚肉のイエローカレー。辛い。
奥はパッタイ。ボリューム大。
夜は心待ちにしていたGAGGANへ。ルンピニー公園の北にあるレストラン。
GAGGANは、アジアのベストレストラン50(サンペレグリノとアクアパンナがスポンサー)で3年連続1位を獲得しているインド料理レストラン。オーナーシェフは、日本料理にも影響を受けているらしい。
18:30からと21:30からの二部制。予約は公式HPのフォームから二回試みたが、よほど先の予約でない限りキャンセル待ちのリストに入れておくと言われるので、メールでやりとりした方が良い。土日に限定したら7月にしか予約が取れないと言われたので、平日の近い日付で予約してもらった。
半個室のような席に通される。
卓上花の花瓶は切子。
メニュー。
最初に説明を受ける。料理は25皿、いずれも小さなものであり、うち90%はフィンガーフード。
水はやはりというべきか、アクアパンナだった。
以下、二重山カッコ内はメニュー記載の絵文字を表す。実際には、料理名は食事が終わった後に知った。
1 《葉》Pan leaf chilly jam
カリッと揚がったハーブとチリジャムがよくマッチしている。
お皿の小鳥。
2 《爆発》Yoguri explosion
信玄餅のように、薄い膜の中にハーブヨーグルトが入っていた。
3 《海老》Tom yum kung cracker
海老の頭に詰め物をして、オブラートで巻いて揚げたもの。最初はお洒落に巻き簾のようなものに乗って出てきたのだが、店員がサッと持ち上げてクリームを詰めて「一口でどうぞ」と渡してきて、巻き簾は華麗に引き上げてしまったので、こんな写真に。美味。
4 左《茄子》Eggplant cookie
5 右《唐辛子》Chili bonbon
茄子はほろほろで持ち上げるときに崩れそうだった。
チリはホワイトチョコレートでコーティング。結構辛い。
6 《ブリトー》Goat brain
詳細は失念したが美味しかったと記憶。
7 《白飯》Idly sambar
インドカレーに似たスパイスがしっかり効いている。
8 《椰子の木》Chiken liver coconut
ココナツはそれほど強くなく、レバーペーストが美味。この辺りからお皿が奇抜になってくる。
9 《ハンバーガー》Kebab burger
子羊の肉。苦手だが香る程度の上品な味。
10 《タコス》Fish (akami) takos
カツオのマリネ。スパイシーだが馴染みのある刺身だからか、美味しく感じた。この皿は本来は皿ではないような気がする。
11 《蜜柑》Foie gras yuzu marshmallow
下はクッキーで真ん中にフォアグラのムース、上が柚子のマシュマロ。フォアグラに柚子が合う。美味。
12 《魚》Fish cake
上に乗っている茶色のそぼろ状のものが魚。
13 《カクテル》Gin tonic uni
皿はウニを模しているのか。巻いてあるのは海苔ではなく、何やら固かった。敷き詰められているのは胡麻。
14 《寿司》Chutoro sushi
下はシャリではない。一番美味しかったので、育ってきた環境は根強いのだと感じた。
15 《抹茶》Summer matcha
茶道セットが出てきた。
しかし器に入れるのはアスパラとパクチーとミントの粉。
薄緑色の液体を注いで、茶筅で点てる。
一風変わったスープの完成。美味。
16 《肉》Polk vindaloo
トンカツ。とても柔らかかった。中にはインドカレー。
ここで初めてカトラリーが出てきた。
スレンダー。イタリアのBROGGIというブランドのもの。
17 《パエリア,鍋》Scallops uncooked curry
ホタテのカレー和え。美味。布のような器。
カトラリーは下げられた。
18 《ヒヨコ》Quail chettinad
これも本来は皿ではないような気がする。
インドの焼鳥。かなりスパイシー。そして熱くて手で持つのがつらい。美味。
再びカトラリーが出てきた。なぜ間に手で食べる焼鳥を挟んだのか。
19 《炎》Cedar wood paturi
燃えている。日本の弁当だと説明された。スズキの包み焼きパクチー風味。
火の通り加減が絶妙。
再びカトラリーは下げられた。
外は炭で色付け。
中はホワイトアスパラガスとチーズのペースト。
21 《パンケーキ》Lobster dosai (indian pancakes)
生地はもちもち、ロブスターが美味。パクチーは避けた。
22 《薔薇》Beetroot rose
花弁はビーツ。これは食感も味もあまり好きではなかった。
23 《チョコレート》Curry mango chocolate
カレー風味のマンゴーアイスをホワイトチョコレートで挟んだもの。
24 《チェリー》Black forest
料理が来た時はなぜその名前なのかと疑問に思ったが、食べて氷解した。白いのはバニラアイスを細かく削ったもので、下には濃厚なガトーショコラとベリーソースが隠れていた。Black forestという名前がしっくりくる濃さ。
25 《インドの国旗》Mango ghewar
インドのお菓子ghewarのマンゴー味。一番普通だった。これで終わり。満腹。
最後にメニューの名前を書いた紙をくれる。
さらに美味しかったもの、美味しくなかったものは何かとリサーチを受ける。事前にブログで見た料理がなかったりしたので、客の意見を吸い上げて時々料理を変更しているようだ。
全ての料理に驚きがあり、一皿たりとも凡庸にするまいという気概を感じた。
しかし、サービスにはかなり不満があり、それがとても残念だった。