東のバンコク日録

東のバンコク日録

バンコク駐妻の日録です。

SOソフィテルのアフタヌーンティー

2017年11月6日(月)曇り

朝は興味深い勉強会の第1回に参加して、お昼は英語。

午後はアフタヌーンティーへ。MRTルンピニー駅の近く、SOソフィテル9階のMIXO Barにて。

かなり空いており、他に日本人なし。

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眺め良し。

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品数豊富。

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反対側。

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こんな小さなサンドイッチにもディル。

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妙な味のものが2つほどあったものの、全体的に芸が細かくレベルが高い。

さらに素晴らしいことにドリンクの種類が豊富で、驚くべきことに途中で変えることができる。フレッシュジュースや、チョコレートドリンクもあった。

そして2人で1200THB。アフタヌーンティーにしてはお得な値段設定。ここは友人に教えてもらったのだが、確かに当たりだった。

今日も驚くほど涼しかった。

実用タイ語検定試験

2017年11月5日(日)曇り

午前はタイ語検定試験。夫とともに4級と、私は無謀にも3級も受験。まだタイ語の講座も終わっていないのに。

4級は5級と内容がほぼ同じでタイ文字になるだけ、とよく言われているがそんなことはない。4級の単語は5級よりもだいぶ高度。新しい文法も少し出てくる。

そして3級と4級の間には深い溝があると言われている。これは本当にその通り。長文が2つになるし、各々長いし、綴り問題があるし、難易度がぐんと上がる。3級を受けるにあたって覚えるべき単語数も4級の比ではない。そしてとにかく時間が足りない。

ちなみに綴り問題というのは、どれも大体同じように読める文字列4択の中から、正しい綴りを選ぶというもの。そもそもその単語を知らないという事態が頻発する魔の問題。

 

当日、4級は男性が多いように感じられたが、3級は意外と女性の比率が高かった。

4級の長文はパクチーに関する問題。3級の長文穴埋めはヨガの話、最後の長文はピーターコン祭(仮装祭)の話だった。

個人的に覚えているのは、4級の「掬う」という単語を二択まで絞って外したことと、3級で「霧」という単語を二択まで絞って当てたこと。ちなみに掬うはตัก tak、霧はหมอก mook。

霧の方は、長音一音節と短音一音節の二択だったのだが、カオヤイでとても濃い霧が出たときに運転手が何と言っていたか遠い記憶を手繰り寄せ、確かそんなに短くはなかったはず…という消去法で選んだ。ありがとう運転手。

午後は英語。今日は肌寒かった。

お好み焼きの広島

2017年11月4日(土)晴れ

午前中はタイ語の勉強、午後は日本から帰ってくる夫を迎えに空港へ。

夜は「広島」へ。お好み焼き、広島焼きのお店。

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内観。狭めだが2階もあるらしい。ここはカープファンが集まるらしく、店内のテレビはもちろん野球。

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今月のプロモーション、海老のニンニク焼き。少しお得に。

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豚玉。マヨネーズは自分でかける。230THBほどだったか。お水無料に日本を感じる。

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広島で食べた広島焼きより美味しかったような気がする。

 

明日はタイ語検定試験。

Khua Kling Phak Sodとロイクラトン

2017年11月3日(金)晴れ

お昼はKhua Kling Phak Sodへ。ソイ23から東に入ったところ。

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スクンビット界隈に1年くらい住んでいれば心当たりのある、あの白い腰高の柵を乗り越えて入る、ライブ会場のような開けたスペースの一角にある。ここは南タイ料理のお店。トンローソイ5にもある。

内観。お洒落。

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クア・クリン・ムー・サップ(豚ひき肉のスパイシー炒め)。

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美味しい。しかし辛い。口に入れた瞬間はそうでもないような気がしたのだが、長く長く尾をひく辛さ。

蟹カレー。奥のそうめんをつけて、生野菜を追加して食べる。

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これも美味しいが辛い。クアクリンよりはややマシ、という程度には辛い。

海老のフライ、タマリンドソース。

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平和な味。

 

今日はロイクラトン。以下、概要についてタイ国観光庁公式ホームページから引用。

『タイのロイクラトン祭りは水の祭典とも呼ばれています。「ロイクラトン」とは、灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人々の間で古くから続いていた風習です。河川の水位がもっとも高く、旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に人々が川岸に集まり、川の女神“プラ・メー・コンカー”へ感謝の気持ちを捧げます。』

由来については、

『13世紀のスコータイ王朝の王妃がバナナの葉でハスの花をかたどったクラトンをつくり、満月を映した川に流したことがそのはじまりとされています。』

とのこと。

 

ソーソートーでクラトン作りの講座に参加した。事前申込が必要、参加費は300THB。

材料。予想よりだいぶフレッシュな感じの材料たち。

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白い丸いものはバナナの木の幹。緑の巨大な葉はバナナの葉。

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バナナの葉は横に果てしなく長く、縦に1センチほどの間隔で葉脈が走っている。

まずはバナナの葉を縦に割いていく。バナナの木の幹の上に乗っている一片を見本にして、20枚ほど作る。

次は成形。色の濃い方を下にして横長に置き、短辺を合わせ半分に折って中心線を作る。中心線の上端を中心に、右側を30度下に折る。そのままもう一度30度下に折って右側の上辺を中心線に合わせる。左側も同じく。

そして中心線の下端を中心にして、右側と左側が中心角90度で重なるように合わせる。右側が上。

言葉だけで説明するのはかなり難しい。

1つ作ってバナナの木の幹につけたところ。幹からはみ出る部分は、ハサミで雑にカットする。

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小さな釘が大量に支給されているので、これで固定。

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幹の外側を一周、さらに円形の平面部分も一周するようにバナナの葉を配置して、中心に蝋燭と線香を刺す。あとはバナナの幹が見えなくなるように、蘭の花をちぎって好きなだけ盛る。

完成。

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さて、これを流しにいく。ベンチャシリ公園が至近で便利だが、流れていくところが見たかったのでチャオプラヤ川へ。

大混雑。通常15THBの安い方の船が、20THBと少し値上げされていた。いつも無料のアジアティーク行きの船も、確か20THBと看板が出ていたような。商魂たくましい。

北向きの船に乗り、あまり時間がなかったので、ヨッピマン花市場で降りて流すことに。

満月。

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冒頭の官公庁の説明文にもあった通り、今夜はチャオプラヤ川の水位がとても高く、波も荒かった。激しく波打ちすぎて、私たちが立っていた船着場に水が上がってきたほど。触れた部分が腫れると噂のチャオプラヤ川の「死の水」、がっつり足に掛かった。

船着場は柵で囲まれており、また水面までは少し距離がある。どうするのかといえば、巨大な灰汁取り網のようなものに乗せて、水面に下ろすのだった。巨大灰汁取り網を持った人は船着場で待機している。よくよく見ると灰汁取り網部分は、扇風機のカバーのように見えた。写真を撮り忘れたのが悔やまれる。

ソーソートーの先生曰く、クラトンに自分の髪を入れて流すことによって穢れを流すという風習もあるらしい。友人と、その場で髪を一本、クラトンに仕込んだ。

巨大灰汁取り網に乗せてもらって、水面へ。水量があるせいか、結構な速さで流れていく。

真ん中が私のもの。

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今夜は風が強く、蝋燭の火がすぐ消える。が、私のクラトンは線香に火が燃えうつり、明々と燃え盛りながら流れていった。

もう点にしか見えないが、まだ燃えている。

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隣の力作。

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残念ながら大きすぎて巨大灰汁取り網にうまく乗らず、水面につく前にバランスを崩して落ち、ひっくり返ってしまった。

 

実は、タイ国内の日本人の間では、この日はコムローイ(紙で作った灯籠を熱気球の原理で空に飛ばす)の方が有名。ラプンツェルのモデルにもなったと言われているあれ。

コムローイはチェンマイ等のタイの北部(山間部)で行われるのだが、ソーソートーで聞いたところによれば、北の山間部には川があまりないので灯籠を空に飛ばす形になったとか。

我が家は夫が大事な用事で日本に帰っていたので行けず。ちょっと、いやかなり残念だったが、5月に行ったHIS主催のコムローイがとても綺麗だったので良しとしよう、と自分を慰めた。

ロイクラトンの歌とRun Rueng Pork Noodle

2017年11月2日(木)晴れ

今日のタイ文字は、火曜の復習。末子音がつく場合に語形が変化する母音と、末子音ktpがついた場合の声調のルールについて。

明日はロイクラトンなので、授業でロイクラトンの歌を聴き、皆で輪になって踊るところまでやった。

まず盆踊りのように、全員が同じ方向を向いて輪状に並ぶ。次に、右手の人差し指と親指で円を作り掌を上に向けた状態で、臍の前におく。左手は掌を外に向けて上に挙げ、肘を軽く曲げて肩から指先にかけてカーブを作る。これを左右入れ替えながら、音楽に合わせて一歩ずつ歩く。

https://m.youtube.com/watch?v=1RFq5yvDYe0

ロイクラトンはลอย กระทงと書き、ローイは流す、クラトンはバナナの葉で作った灯籠の意。つまり灯籠流し。詳細はまた明日。

 

お昼は美味しいと噂の麺屋、Run Rueng Pork Noodleへ。ソイ26。

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12時前だったが広めの店内にタイ人がぎっしり。激混み。

麺の種類、具材、汁の有無と味を選べる。中サイズは一杯60THB。

バミー、豚魚ミックス、普通のスープ。

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確かに普通のクイティアオとは一味違う、ような気がする。なかなか美味しかった。

クイティアオは量が少ないなといつも思っていたのだが、周りを見回すと女性でも2杯食べている人が結構いた。