東のバンコク日録

東のバンコク日録

バンコク駐妻の日録です。

ノンリムクローンとมาม่าのカップラーメン

2017年11月29日(水)晴れ

今日は来タイ一年目にして初めての本格屋台飯。エカマイソイ21話入って右手、小さなドブ川、もとい運河のあたり。

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ここは激旨タイ食堂で記事になっていたと友人に教えてもらい、予定を合わせてやっと来られた。例のディープなタイ料理を特集したアーチプラスにも載っている。

屋台だが、英語のメニューがある。

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左手前:大絶賛されているカイコンプー : 蟹肉のふわふわ卵炒め、240THB。

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右奥:パット・ママー・キーマオ・プー : ママーのインスタント麺を蟹肉と炒めたもの。

パットは炒める、ママーはインスタント麺のブランド名、キーマオは酔っ払い、プーは蟹。酔っ払いのインスタント麺炒め。酔っ払いのシェフが作ったのが始まりとか、酔いも覚めるほど美味しいとか、由来には諸説あるらしい。確かに美味しい。しかしマイペッと言ったのに結構辛い。

蟹肉を使った料理は、つい最近値上げしたらしい。

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持ち帰りもできそうな感じだった。しかし出来立てが美味しいだろうと思う。

 

西へ進むとそのままトンローソイ20に抜けられる。途中でCheesecake Houseに寄る。

タイ語オンリーのポップが一応読める。

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sinkhaa may   may loon may day leew

〔新商品   試さずにはいられない〕

aroy may sam beep khray nay raakhaa nenam !

〔誰も食べたことのない美味しさをお勧めの価格で!(注:単語をつなぎ合わせた予想に基づく意訳)〕

kheek kaafee luuk keet 90

〔コーヒーケーキ 1つ 90バーツ〕

音として読めても文意がとれない、というのはタイ文字初心者あるある。

 

家に帰り、ちょうど先日購入したมาม่าのカップラーメンがあったことを思い出した。

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真ん中の赤と黄色の文字、かなりわかりにくいフォントだが มาม่า maamaa と書いてある。その下の白抜きの文字は、รส เป็ด พะโล้ rot pet phaloo アヒルのスープ味。アヒルはこちらではメジャーな食材。

中に折りたたみフォーク。 

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レゴのように組み立てることができる。

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定番のトムヤンクン味などは避け、極力辛くなさそうなものを選んだのだが、やっぱり辛かった。しかし醤油のような馴染みやすい味でなかなか美味。

タイ文字ラストとLe Vendome

2017年11月28日(火)晴れ

今日はタイ文字ラスト。テキストの触れていなかった部分と、タイの国歌、首都の覚え歌など。今は読める。

ソーソートーに来るのも最後なので、2会の受付でタイ語初級の修了証をもらった。

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実は、初級を修了した時点で修了証は全員分作成済みなのだが、請求した人しかもらえないという謎のスタイルなのだった。

 

お昼はLe Vendomeへ。2回目。ソイ31を奥に入ったところ。

お店もクリスマス仕様に。

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ずらり。

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ヴィラでも売っている、ここの美味しいパン。

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前菜、鴨のムース。

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メイン、豚のロースト。切ってみると、かなり赤い。低温調理にしても赤すぎる、と一悶着。

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デザート、かぼちゃのクリームブリュレ。美味。

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とうとうタイ文字も終わった。残り1ヶ月。

Spanniga Eating Roomと火葬場見学

2017年11月27日(月)晴れ

朝は英語。

お昼はSpanniga Eating Roomへ。トンローソイ6。

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ランチは4種類ほど、確か220THB。

Aランチのカオ・クルッ・ガピとキノコとかぼちゃの辛いクリアスープ。

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デザートはフルーツ盛合せのはずだったが品切れとのこと。

代わりに出てきたタピオカのココナッツミルクスープ。温かい…

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夕方から、火葬場見学へ。11月末までの公開(12月現在、12月末まで延長された)。サーヤさんのブログを見てサナーム・ルアン(王宮前広場)の北端へ。

16時半過ぎ、プロンポンを出発。BTSでサパーンタクシン駅まで、そこから15THBの船に乗ってChang Pierで降りる。

東へ向かって直進。王宮の塀の前に大きな肖像画

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左折し、王宮前広場の長辺に沿ってRatchadamnoen Nai Rd. を北上、左手に入口が見えてくる。看板に従い外国人用の記帳場所へ。名前と電話番号、確か国籍も記入。

門をくぐるとプラスチックパックを渡される。見ると、弁当。さらに進むとペットボトルの水もくれる。

それからネームプレート。

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左端、ผู้ ร่วม งาน phuu ruam gaan 参加者と書いてある。

さらにピッカピカのパンフレット。しかし中は全てタイ語

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誘導に従って歩いていくと、巨大なテントの下に整然と並んだ椅子が見えてきた。既に座っている人の数に絶望。

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皆おもむろにお弁当を食べ始めたので私達もそれに倣う。中身は餅米、豚の串、キュウリといかにも辛そうなタレ。
食べる前に写真を撮るべきだった。

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隣の列の人はお弁当がなくなったのか、皆水だけを持っていた。

待つこと20分ほど。先客がごっそりと案内されていって安堵。さらに10分ほどで私たちの列の番が来た。

夜空に浮かび上がる火葬場。

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溜息が出る美しさ。

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かなりギリギリまで迫ることができる。階段まで輝いている。

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噂によれば、初日はここも登ることができたらしい。しかし金箔を剥がす人が出てきたので禁止されたとか。なんという不届き者。

中央の塔、拡大。

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お洒落な柵ができており、火葬式当日に棺が安置されていた辺りは見ることができない。白飛びしているが、天井にはシャンデリア。

斜めから。火葬式当日は、赤いカーテンがかかっている塔(一番外側か真ん中)の中で、僧侶3人が車座になってお経をあげ続けていた。

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火葬場は、周囲をこのような池で囲まれている。

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水が漏れたり溢れたりしていないことに感動する。

この火葬場は正方形で、四辺それぞれにある階段の両脇には、動物がいる。確か各動物の配置は東西南北と一致しており、それぞれ意味があったと思うのだが失念。パンフレットのタイ語を解読すればわかるかもしれない。

正面は象。多分北。

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向かって左には獅子。

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向かって右には馬。

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裏は牛。

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向かって左手、獅子のいる階段には 、他の階段と異なり、リフトがある。

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特に説明はなかったのでこれは単なる予想だが、当日、棺はこれに乗せられて中央の塔まで運ばれたのではないか。

角から見ると、3つの塔がきっちり重なって見える。

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その他火葬場を取り囲むように設置された建物には、様々な展示。

火葬場の模型。

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装飾のレプリカ。

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歴代国王の火葬場の写真。

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今回のラマ9世の火葬場も、伝統に則って造られたことがわかる。

出口で名札は回収。代わりにもらえたポストカード。結局入場料は取られなかったのに、お弁当やら何やら色々もらえてしまった。

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一見の価値あり。特にライトアップ時。

スコータイ②

2017年11月26日(日)晴れ

朝ご飯。

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タイ料理とアメリカンスタイル半々。

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今日は北部のSi Satchanarai歴史公園へ。ホテルで車を頼んだ。往復込みの3時間で1800THB。実際には3時間以上使わせてくれた。11時発。

実は、スコータイ歴史公園だけではなく、このシーサッチャナライ歴史公園と南部のカムペーンペッ歴史公園も含めて世界遺産に登録されている。入場料100THB。タイ文字が読める今だからわかるが、タイ人用と思われるチケットには20THBと書いてあった。

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ここにも自転車屋。1台30THB。2人以上乗りは80THBと言われるので値切る。公園は広いので借りる方が賢明。

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入口から順に、まずはวัด นาง พญา Wat Naan Phaya へ。

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スコータイ歴史公園より森が深い。

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仏塔は登れるので登る。

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予想外にカラフル。

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中はおそらく一周できるのだが、

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コウモリの住処だったので諦めた。

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振り返れば、結構高い。

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一部残っている壁のレリーフ

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草に覆われた地面と見紛う堀。

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2つ目はวัด เจดีย์ เจ็ด เเกว Wat ceedii cet keew。チェディ(仏塔)が7列に並んでいることから名付けられた。

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スコータイ様式ともいわれる、蓮の蕾型のチェディ。

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その他、ヒンドゥー教大乗仏教、ランナー様式等様々チェディがある。

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こちらは中に巨大な立像。

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3つ目は、歴史公園の中心に位置する、วัด ช้าง ล้อม Wat Chaan loom。

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その名が示すとおり、仏塔の基壇は象に支えられている。その数なんと38頭。

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上部にはぐるりと座仏像。

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4つ目、丘の上にあるวัด ศุวรรณ คีรี Wat Suwan Khiiriiへ。

丘、という言葉から連想するものとはだいぶ異なる角度の坂。手前の看板には、危険なので自転車で上り下りするな、と書いてある。

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坂の頂上。さらに階段を登る。

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巨大なチェディ。

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裏側から途中まで登ることができる。

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そして慄いたのはこちら、サギが鈴なりに。よく見たら他の木もほとんど全てサギの止まり木になっていた。

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実は階段を登り始めたあたりから川のせせらぎのような音がすると思っていたが、全てサギの鳴き声。動物園のような匂いがしたのも納得。

隣の丘の寺院まで尾根道で行けると地球の歩き方に書いてあったのだが、自転車を持っていけないので断念。

 

5つ目、隣の丘のวัด เขา พนม เพลิง Wat Khaw Phanom Phluunへ。

再び階段を登る。しかも長い。

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たどり着いた頂上左手。

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右手は座仏。これまで見てきた仏像とは頭部のデザインが異なる。

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また、お腹に玉のようなものが埋め込まれているようにも見えた。

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隣の丘の寺に続く道。先が見えない。

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城壁内はこれにて終わり。あとは東に2キロほど行ったところにある、วัด พระ รัดน มหาธาตุ Wat phra rattana mahaathaatへ。

1人20THBとられる。

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プラーン(クメール式の塔堂)とその前の座仏。

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座仏の横には、金箔を貼るなとの看板。一応遺跡だからか。

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プラーンは上まで登ることができる。

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もう一段。

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内観。

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だいぶ登ったので、さすがに眺めが良い。

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シーサッチャナライ歴史公園も良かった。前々から思っていたのだが、森の中にある遺跡は、少し離れて見ると白く靄が掛かって見える。霊的なものが見える体質ではないし、塵芥が立っている又は周辺と比して開けているのでコントラストで白く見える等物理的な理由があるのだろうとは思うが、神秘的に見えて大変良い。

 

スコータイまで戻るのに1時間。荷物は積み込んでいたので、宿泊ホテルに戻るのではなく、ピッサヌローク空港までのバスのピックアップポイントであるタラブリホテルで降ろしてもらった。

ホテル内のバーで遅いお昼。お洒落。

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カルボナーラ

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クラブサンドイッチ。結構ちゃんとしている。

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16時半にピックアップ。バスは満席。

スコータイ、総じて大変良かった。

スコータイ①-2

2017年11月25日(土)晴れ

スコータイ歴史公園中央部最後の寺院、วัด ศรี สวาย Wat Sii Sawaayへ。

3基のプラーン(クメール様式の塔堂)が印象的。

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左右のプラーンは中を覗くことができるのだが、恐ろしげなので遠巻きに。

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この時点で18時。国歌が流れ、ライトアップが始まった。直立不動。

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ワット・マハータートのライトアップ。

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城壁の中はこれで終わり。「銀の池」の寺院を見たので、「金の池」の寺院も見に行った。城壁を出て、東に600メートルほどのところにวัด ตระพัง ทอง Wat Traphan Thoonがある。

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晩御飯はSinvana Restaurantへ。ホテルのレストラン、小綺麗。

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内観。

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クンオプウンセン:海老の春雨蒸し。

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烏賊のフライ。

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海老の炒飯もあったが撮り忘れた。

 

スコータイ遺跡は、アユタヤよりもカンボジアのアンコール遺跡群に雰囲気が似ていて大変良い。