メークロン市場とアンパワー水上市場
2017年4月6日(木)曇り
今日は現王朝記念日。ラーマ1世がチャクリー王朝を立朝し、バンコクを首都と定めたことを記念した祝日。
ということで少し遠出。
まずはメークロン市場へ。メークロン市場は、線路ギリギリまで市場が展開されており、電車が来るたびに店の日よけと商品を引っ込めるという面白い市場。
2016年の情報では、電車の通過時間は
着 8:30 11:10 14:30 17:40
発 6:20 9:00 11:30 15:30
11:10着と11:30発を目指して9:15にバンコクを出発。
ちょっと間に合わず、着は見られなかった。
来てしまった電車。
電車が通った後の線路に次々と人が入ってくる。本当にギリギリまで置いてある。
中は各店の日よけで薄暗く蒸し暑い。
バンコクでよく見る首の曲がった魚。
丸い入れ物に入れるために首を折っているらしいと聞いていたが、本当に丸い入れ物に入っていた。
ぶつ切りにされる前のナマズ。
ぶつ切りにされたナマズ。凄惨。
海老や、
烏賊、
魚もたくさん。
野菜もある。
トートマンプラー(タイ風さつま揚げ)の原料。
ロッチョンもあった。
バケツいっぱいの仙草ゼリー。
ここでフォイトーン等の詰め合わせを購入。
10THB。いずれもお祝いの席で作られる縁起の良いもの。「トーン」は金のこと。
①紐状のもの フォイ・トーン
→卵黄と砂糖で作った生地を煮立ったシロップの中に線状に落として作る。卵の風味があり結構美味しい。でも少しで十分。
②花形のもの トーン・イップ
→材料はフォイトーンと同じらしいが花の香りが強い。
③球状のもの トーン・ヨー
→絞ると滲み出るくらい脂っぽい。激甘。
④円柱状のもの カノム・メッカヌン
→黄豆餡を丸めて卵でコーティングして煮立ったシロップで茹でる。豆が原料なので他のものに比べると優しい味。
駅に到着。
電車はカラフル。皆真ん中の手すりがあるスペースによじ登って写真を撮っていた。
市場に引き返し、ここで電車が来るのを待つ。
あと3分で発車しますよというアナウンスが流れると、バタバタと店をたたみ始める。
1分足らずで様変わり。駅員と思われる人が、手旗で電車に合図していた。
観光客はカメラを構え、お店の人は日よけの支柱を支えている。
入口付近、野菜が引っ込められていない
と思ったら、なんと車体が野菜の上を通過するスタイル。
近づいてきた。
本当に近い。
うっかり何か引っかからないかとても心配。
通過後、あっという間に元どおり。
動かしやすいようにキャスターのついた台に商品を乗せている店もあった。賢い。
市場でラムヤイ(龍眼)を1キロ35THBで購入。驚くほど安い。デパートだと3倍くらい。質はほどほどによかった。
続いてアンパワー水上マーケットへ。
やや懸念していたが船がほとんどいない。
後にアイスクリーム店の店員に聞いたところ、やはり船が多いのは土日らしい。しかし人も少なく快適だった。
ここは運河沿いに店があり、洒落た雑貨等も多くタイの若者に人気の水上マーケットらしい。確かにタイ人が多かった。
藍染の服や、
髪飾り、
よく見かけたのはこの粘土細工。先ほど食べたフォイ・トーンなど。
笹の葉?入りのラズベリー。
小さいトートマンプラーや、うずらの卵を揚げたものも同じような入れ物で売られていた。
ホーモック専用の素焼きの皿。
船も少しあった。なんと船上で調理していた。
ここでお昼。川下に向かって右手にある。
店先で焼かれていたエビにつられて入った。
が、どうやらソムタム屋さんだったらしく、やたらソムタムの種類が多い。
しかし辛酸が苦手なのでソムタムは頼まず、海老の丸焼きとカオパット。
海老がプリップリで美味しかった。アユタヤの手長海老と違い、臭みが全くない。カオパットは甘め。
川沿いを歩いていたらまたコモドオオトカゲを見た。
ここは本当におしゃれな店が多い。タイの若者が集うというのも納得。
洒落たコーヒーカウンター。汚いペットボトルが置いてあるのはタイらしいところ。
アンパワーは暗くなると蛍も見られるらしいのだが、暑さにやられていたので早めに帰宅。曇りでも暑いものは暑い。