カンチャナブリ旅行②
2017年2月5日(日)晴れ
7時半に朝ごはん。
昨日、夜ご飯を食べたのもここ。
タイのお粥は美味しい。ほんのり甘いような気がする。
8時からfood offering。タイの僧侶に供物を捧げる儀式。黄土色の袈裟を着た僧侶5人が席に座り、その前で数十名の参加者が床に正座し両手を合わせて頭を垂れる。代表者が述べた言葉を参加者が復唱する。日本人はできないので黙って両手を合わせていた。
その後僧侶へ供物を捧げに行く。うちは林檎を用意した。女性は近寄ってはいけないらしいので、夫に託した。
さらに僧侶の読経があって終わり。タイのお経は少し日本のお経に似ていた。
その後、「戦場にかける橋」の舞台となったクウェー川鉄橋へ。
その前にタムクラッセ駅に寄る。タムクラッセ駅は、クウェー川鉄橋の上も走っている泰緬鉄道の駅の1つ。泰は泰、緬はラオスを意味する。
この線路は1日に3本くらいしか電車が走っていないので、皆線路上を歩く。
足元。結構高くて落ちたら多分死ぬ。
良い景色。
断崖絶壁。
次いでクウェー川鉄橋へ。意外と地味という前評判どおりだった。
真ん中あたりのトラスが台形になっているところは昔爆破されたところ。
橋上は人でごった返している。
線路は先ほどより信用できるつくり。
なかなか面白かった。しかしタムクラッセ駅の方が良かった。
お昼をテイクアウトしてエラワンの滝へ。タイでは量に注意しなければならないと痛感した。カオパッとクンパッポンカレーをミディアムで、コームーヤーンを一人前頼んだのだが、4人前くらいあるように思えた。料理をいくつか注文するときは、絶対スモールにするべき。
またタイではなぜかカレーを袋に入れる。とても食べにくいので、カレーをテイクアウトすべきではない。
エラワンの滝には7つの滝があり、全て回ると結構歩くことになる。水に入れるようにマリンシューズで臨んだ。
エラワン自然国立公園の中にある。
最初はなだらかな道を歩く。
1つ目の滝。
2つ目の滝。
3つ目の滝
だんだん勾配がきつくなってくる。
4つ目の滝
なんとここで迷彩服の人に止められた。レベル5以上は15:30までしかいけないらしい。
がっかりしながらレベル4の滝壺に入る。が、これが予想外に面白かった。
ここの滝壺にはドクターフィッシュ(人の角質を食べる魚)がいる。日本にいるものは通常2㎝程度だが、ここにいるのは5-10㎝以上、岩魚くらいの大きさのものまでいる。
5㎝前後のものはくすぐったいくらいで済むのだが、10㎝前後になってくると耳かきで強めに引っかかれているような感覚になってくる。それが何匹もとなってくると、そこはかとなく生命の危機を感じる。
食べられているところ。
面白くて何度も足を突っ込んだ。
帰り道、運転手さんの実家がカンチャナブリなので少しだけ寄った。実家はカオマンガイ屋さんだそうで、なんと豚肉の串焼きをくれた。カオマンガイではなかった。
屋台でよく見るものと同じなので、おそるおそる食べた。手前の茶色が甘いタレ。真ん中のきゅうりと玉ねぎと唐辛子は奥の甘酢と和えて串と一緒に食べる。
酢があまり好きではないが、甘酢和えの野菜と食べると確かに美味しかった。
この輪ゴムはちょっと変わった止め方になっていて、ヒモにした状態でぐるぐる巻き、一方の先端を他方の先端の輪にくぐらせて、最後にくぐらせた方の先端を縦にひっかける。生活の知恵。
この唐辛子は信じられないくらい辛い。キュウリに唐辛子の種が1つ付いていたが大丈夫だろうと思って口に入れたら、触れた部分が痛くなってきた。種が張り付いているのかと何度も口をゆすいだが改善せず、しばらく我慢するしかなかった。おそるべしタイの唐辛子。
サービスエリアで車の後ろに回ったら、街でよく見る喪章がついていた。
真ん中の文字は、タイ文字の「9」。ラマ9世(故プミポン国王)のこと。この文字だけのブローチをしている人も多い。街中どこにでも故プミポン国王の写真や肖像画があるし、本当に国民に愛されていたのだなと思う。
盛りだくさんの1日だった。