東のバンコク日録

東のバンコク日録

バンコク駐妻の日録です。

明日、火葬式

2017年10月25日(水)晴れ

昼は英語。

エムクオ前のモニュメントに、肖像画と白い花が添えられてバージョンアップしていた。

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フリペーパーWISEによれば、マリーゴールドが飾られるのは、1967年にラマ9世ご自身がオランダから持ち帰られ、大学で研究された後、黄色の縁起の良い花として国中に広まったためとのこと。

今年8月の母の日に、政府がマリーゴールドの種や苗木を一般向けに配布し、10/26の火葬式に迎え花を咲かせようというキャンペーンを行っていたらしい。街中にマリーゴールドが溢れている訳だ。マリーゴールドタイ語でดาว เรือง daaw ruan、直訳すれば「輝く星」。

 

明日はいよいよラマ9世の火葬式。今日の17:30には王宮内で出棺式が行われている。

informationcenter.for.kingrama9のfacebookページ内、投稿した写真を遡ると、火葬式参列者に向けたチラシが何枚も出てくる。参列の方法、ドレスコードに加えて、傘と団扇を持参することが推奨され、事前に食事をとること、飲料水を持参することが強く推奨されている。確かに、とてつもない数の人が王宮へ詰め掛けて参拝しようというのだから、待ち時間は想像を絶する長さになると思われる。

帰宅中の夫が、バンコク市内に向かう道がひどく渋滞していると言っていた。おそらく明日のためにバンコクに向かう人々ではないか。

明日は夫の会社もお休み。全く営業しない店も多く、遅くとも15時にはどの店も閉まる。そのように御達しがあったらしい。

タイのテレビは全局、火葬式を生中継するらしい。

王宮へ行く訳ではなくとも、出かける時は黒い服を着用するようにとあちこちで言われている。

街はいつもと変わらず平穏だったが、全身黒い服の人は多かった。