母の日とCHANAPATANAワークショップ
2017年8月14日(月)晴れ
今日は振替休日。一昨日8月12日はシリキット女王の誕生日。そして女王様は全タイ国民の母でもあることから、1976年以降この日は母の日でもある。
ここ最近は、街のあちこちに女王様の肖像画、タイ国旗、誕生曜日カラーである空色の旗が掲げられていた。
母の日の朝は、僧侶へのお布施で始まる。慈善活動や寄付、僧侶へのお布施は、母親に対する子供の愛と感謝を示すものとして母の日の重要な一部となっている。
タイの伝統に従えば、子供は母親の前にひざまづき、愛情と感謝を示す。子供は母親に白いジャスミンの花又は花輪をプレゼントし、お返しに母親は子供に祝福を与える。花の白い色は永遠不変な母の愛の純粋さを象徴する、とのこと。
朝は英語。
昼はエムクオ内のLa Baguetteへ。
内観。
アールグレイ 110THB。ポットサーブで茶葉は入ったまま。添えられている砂糖がお洒落。
キノコとハムのクリームソースのクレープ 220THB。
16時から、エムクオの中庭で行われるブックカバーを作るワークショップに飛び入り参加。
CHANAPATANA国際デザイン研究所が主催。CHANAPATANAは、タイにおけるデザイン教育への取り組み方を新しく確立するため、タイ人の僧侶がイタリアの一流デザイン学校と協力して2000年に設立したもの。
参加者で日本人は私だけだったが、講師はインド、日本、マレーシアその他のミックスで顔立ちが日本寄りだったので、なんとなく参加しやすかった。日本語は少し話せるらしい。
まず好きな布を選んでノートサイズに裁断。
ビーズやポンポン、レースを縫い付けて飾り付けた後、表紙に貼り付ける。
どうで飾り付けしたら良いかという点について講師がアドバイスをくれる。
右上の金のレース、左下から伸びている模様に被ってしまうので上か下を切ろうと思うがどちらがいいと思うかと聞いたら、
1つでは寂しいかと右下のレースを乗せ、余分でしょうかと聞いたら、
内側にシークレットマークとしてつけましょうとのアドバイス。発想の転換。
ちなみにレースを貼り付けた黒い部分は元々の布地では完全に端の部分で、最初は切り落として全面柄にする予定だったのが、講師のアドバイスで取り入れたもの。講師の発想が斬新で興味深かった。
左下の柄、表紙に持ってきたいがためにこのような配置にしたが、やはり上下逆なのが少し気になる。
このワークショップで隣り合わせたタイ人から、カリグラフィーの教室を勧められた。実は前にfacebookで見かけて以来気になっていたのだが、如何せん授業料が高い。しかし2度目の邂逅があったということは神のお導きなのかもしれない。