アテンド②
2017年8月4日(金)晴れ時々曇り
7時発のノックエアーでチェンマイへ。8時過ぎに現地着。エアポートタクシー(バン)で旧市街地の北の門,チャーン・プワック門へ。1台3人で160THB。
チャーン・プワック門から,まずはチェンマイで最も有名な寺院,ワット プラ・タート・ドイ・ステープ・ラチャ・ウェラウィハーンへ。この寺は旧市街地から少し離れた山の上にある。旧市街地周辺を走るソンテウで行くことができるが,通常のソンテウを捕まえると片道300~400THBを提示されるらしい。チャーン・プワック門を含む特定の地点から出るソンテウだと乗合で100~150THBで行けるとのこと。今回は,私達3人貸切で1人100THBだった。
ドイ・ステープ寺院入口。
階段を上がると,左手にはいくつかの露店。静かで,控えめな感じ。
中心部へ続く,長い長いナーガ(蛇神)の階段。
階段を上りきったところ。
右手の窓口でチケット購入。30THB。
周辺部をぐるり。獅子のような爬虫類のような阿吽象。
さすが山の上。
中心部へは,靴を脱いでここから入る。
曇天のチェディ(仏塔)。
この写真だと少し輝いて見える。
チェディの足下には大小様々な仏像。
再びソンテウで帰る。ニマンヘミン通りまで,乗合で1人60THB。料金表あり。乗客でいっぱいになるまで,30分ほど待たされた。
お洒落通り①,ニマンヘミン通り。
綺麗なブルーのSit A While。
内観。平日だからか,お客は一人もいなかった。通りに人も少なかった。
ニマンヘミン通りはおしゃれなコーヒー屋さんがやたら多く,雑貨屋さんはほとんど見かけなかった。
お昼はもちろんチェンマイ名物,カオソーイ。ニマンヘミン通りソイ7にあるカオソーイ・ニマンで。
カオソーイ69THB,パッションフルーツジュース29THB。
さすがの美味しさ,ほどよい辛さ。
再びソンテウで旧市街地の西の門,スアンドック門へ。
これは門の内側からの写真。というのも,ほぼ正方形の旧市街地は堀に囲まれており,ドライバーは皆親切にも堀の内側(門の内側)で下ろしてくれるから。
旧市街地のお堀。
チェンマイで最も格式が高い寺院,ワット・プラ・シン。西側からアプローチしたが入口は東側だった。
豪華な装飾。
内観。
晴天のチェディ。
出てきている象。
次なる寺院へ。旧市街地の街並み。
寄り道,雑貨屋ELEPHANTS。象の置物が多数。
ドアの取っ手も象。
その隣の LOYfar。銀細工に彩色したもの。魅力的だったがいいお値段。
ランナー様式の本堂が美しいワット・パンタオ。最初ワット・チェディ・ルアンと間違えていた。左手前は門。
内観。
連子(れんじ)状窓。カンボジアのアンコール遺跡でよく見た。
なぜか隔離されている仏像。
針山のような丘陵。
タイの国旗と,水色のものはおそらくシリキット女王様(プミポン国王の奥様)の旗。8月はシリキット女王様の誕生日(タイでは母の日とされている。)があるためではないかと思われる。
次の寺院へ。巨大なチェディ(仏塔)を有するワット・チェディ・ルアン。ここは入場料が必要(確か30THBくらい)。
入場門。
女人禁制の建物。
本堂。
内観。
下駄箱の所にあった椅子のパイナップル。
狛犬的立ち位置の象の尻尾。孔雀のよう。
目玉の巨大なチェディ。1545年の大地震で壊れたのだが修復されたとのこと。それでも半壊している。
別の角度から見ると,ここでも象が生えていた。
チェディの上部から延びるケーブル(電線?)を支える,腰の低い像。
すっくと伸びた木。
本日最後の寺院,チェンマイで最も長い歴史を持つ寺院,ワット・チェン・マン。
本堂。
内観。
本堂裏のチェディ。基壇に象がみっしり生えている。
寺院めぐりは終了。旧市街地東の門,ターペー門へ。
お洒落通り②,ターペー通り。
ターペー通りを少し行った右手にあるTORUで休憩。
お手洗いまでの道が小洒落ていた。
ここでタイティーを頼み,砂糖を少なめにしてもらったのだが,友人からはそれでも甘すぎるとの厳しいご意見をいただいた。
少し戻って,ターペー通り入り口付近のシルバーアクセサリー店,ELEMENTSへ。
ここにおそらく一人旅のアジア系の女性が一人いて,えらく長い時間をかけてピアスを選んでいた。しまいには見ず知らずの私にまで,左右にそれぞれ違う種類のピアスをつけてみせて,「どっちがいいと思う?」と聞いてきた。
さらに私達が色違いで購入したブレスレットを見て,「私もこれが欲しい!」と言い出した。青は残り一本だったのよ,と言ったが「でもこれが欲しい!」。お店の人が笑いながら在庫を出してくれた。なんだか面白い人だった。
件のブレスレット。
真ん中のプレートにはいくつか種類があり、どう見ても「30」に見えるものがあった。店員に尋ねると、これはヨガ等で発する「オーーム」という音を表す文字とのこと。調べてみるとサンスクリット語らしい。意味を説明するのはちょっと難しい。
参照ページ:
http://sanskrit-vocabulary.blogspot.com/2014/02/om.html?m=1
順次、ターペー通りを西に向かって歩く。オーガニック石鹸のお店,Herb Basics。友人らは石鹸やアロマを購入。
円錐形のお香の量り売りなんて初めて見た。
藍染のお店,Indigo。私が持っているのとよく似た織りの藍染のストールが売られていた。
シルバージュエリー店,NOVA。ジュエリースクールでもあるらしく,先進的なデザインのものが多かった。
雑貨屋,Dee Dee Pan Pan。2階はマッサージ店。友人はここで湯のみと象の置物がついた受皿のセットを購入。
ナイトマーケットをさらりと見て,
夜ご飯,またしてもカオソーイにしようと有名店カオソーイ・イスラムに行こうと思ったら17時までだった。ので,旧市街地内のフアン・ペンへ。ナイトマーケットの通りからトゥクトゥクで100THB。
入口。
予約でいっぱいだと言われてしまったが,8時には出るからと粘って,奥まった席に通してもらった。
しかしカオソーイを注文しようと思ったら,昼しか出していないとのこと。なんたること。
代わりのマッサマンカレー,豚肉のレモングラス揚げ。
すっかりソムオーが好きになってしまった友人らのためにヤムソムオー(ソムオーのサラダ)も頼んだのだが全然来ない。飛行機の時間が迫っていたのでキャンセルして会計。
ソンテウで空港へ向かう。1人50THB。
ここで,乗客の中国人女性2人と運転手が何やら言い争いをしていた。他人事のように眺めていたら,突然,女性らに英語で「ホテルに行きたいんだけど,あの運転手は何を言っているのか」と聞かれた。確かに運転手のタイ語(もしかしたらあれは英語だったのかもしれない)は訛りがひどいようで,ゆっくり喋ってもらっても何を言っているのかよくわからない。女性らのホテルの地図を見せてもらうとソンテウが止まっている場所のすぐ近く。仕方がないので運転手にタイ語で,彼女らはホテルに行きたいらしい,このホテルだが知っているかと言うと,知らないという。道順を説明しようとすると,「OK,前に乗れ!」。
ここで,昼に乗ったソンテウで,グループの中で1人だけ助手席に乗っていた人がいたことを思い出した。彼女は道案内をしていたのか,とひとりごちる。無事に彼女らを下ろして,空港には余裕で到着。
しかし運転手が親切にも国内線の方を通り過ぎて国際線の方へ行こうとする。ここでいいよ,と叫んで降りると運転手から,「中国人か,韓国人か?ガハハ!」と言われる。日本人だと答えると,「じゃあ日本に帰るんだな!ガハハ!」と言われ,バンコクに帰るんだと言うと,やっと,「そうか!じゃああっちだな!ガハハ!」と言われた。なんだかドタバタした旅の終わりだった。
今回のチェンマイ旅行で大変参考になったページ。