東のバンコク日録

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バンコク駐妻の日録です。

みつもり、歌でタイ語を学ぶ⑩とMoss Terraceのセール再び

外観2017年7月6日(木)晴れのち雨

今日のランチは、改装が終わったみつもりへ。前回は改装初日で入れなかったのでそのリベンジ。

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外観。

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入口は右端のこちら。

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バンコクのレストランのランチタイムは大体驚くほど人が少ないのだが、結構混んでいた。

バンコクには珍しく無料でお茶が提供される。

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桜海老丼と蕎麦。390THB。

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食後には珈琲又は紅茶がサーブされた。

 

午後からは歌でタイ語を学ぶ第10回。最終回。LULAの歌を終えて、残り半分はタイの国歌について説明。

https://m.youtube.com/watch?v=DLcg5O2k-SE

タイでは朝8時と夜6時の1日2回、駅や学校など公共的な場所で国歌が流れる。国歌が流れ始めたら、国民はその場に立ち止まり、直立不動でそれを聴かなければならない。一度見かけたことがあるのだが、皆本当にその場で立ち止まっていた。

曲調は、少し日本の軍歌に似ている気がする。軍歌に詳しいわけではないが。言葉遣いは非常に堅く、話し言葉では使わない単語ばかり。

 

そしてもう1つ、タイには準国歌ともいうべき歌がある。題名は「国王讃歌」。毎日夜8時に放送される王族ニュースで流れるらしい。映画館でも上映前に流れると聞いた。この時も立ち上がって直立不動で聴かなければならない。

作詞はラマ5世の弟、ナリサラ・ヌワットティウォング殿下。殿下は芸術分野に造詣が深く、(タイの)芸術の父と呼ばれている。後にその歌詞をラマ6世が修正し、現在まで受け継がれている。作曲はロシア人作曲家ピョートル・シュロフスキー。(以上Wikipediaより)

https://m.youtube.com/watch?v=IVDaFgSUY-A

動画内には、故プミポン国王(ラマ9世)とラマ10世の御姿。動画が終わり、教壇に立った先生の目は赤かった。何も聞けなかった。

 

さらにもう1つ、動画の紹介があった。昨年10月13日にプミポン国王が亡くなられ、タイ全土が悲しみに包まれたことは記憶に新しい。その9日後の10月22日、プミポン国王を追悼するため大規模な「国王讃歌を歌う会」が開催され、それを王族著名監督が映像化していた。

https://m.youtube.com/watch?v=-zMVbljoQXA

最初にプミポン国王の肉声、それから生前の写真及び動画と、10月22日に王宮に集まったおびただしい数のタイ国民の姿が収められている。動画内の国民は悲しみに満ちており、見ていて胸が詰まった。授業終わりに話す先生の目は、やっぱり赤かった。

私が来タイしたのは去年の12月31日でプミポン国王の逝去から2ヶ月が経過しており、街は比較的平穏に見えた。街中にプミポン国王の写真が飾られ(おそらくこれは生前から)、黒い服を着た人、喪章をつけた人を多く見かけたが、哀悼の気持ちを露わにする人は見たことがなかった。今日初めてその気持ちの強さを目の当たりにし、タイにおけるプミポン国王の存在の大きさに衝撃を受けた。

 

沈んだ気持ちを胸にしまって、友人と再びモステラスへ。買わないつもりだったのに店員さんが持っていた綺麗なサックスブルーのワンピースがラインもカラーも綺麗だったので購入してしまった。580THB。

会計時、初日にあったピンクのタイ文字の袋はないかと尋ねたら、無くなったとのこと。心底残念がっていたら、探し出してくれた。紺色だけど、と言われたが全然構わない。

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今日のレシート裏のハンコはなぜかハリネズミだった。

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179キロカロリー消費。

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