東のバンコク日録

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バンコク駐妻の日録です。

料理教室②と一時帰国

2017年2月23日(木)晴れ

暑い。最高気温34度。しかし若い男性の先生はまだyen(涼しい)だと言う。確かに日陰に入れば暑さはだいぶ和らぐし、風が吹けば涼しく感じる。3-5月はタイで最も暑い季節で、気温は高いが湿度は低いらしい。そろそろ3月がやってくる。

 

今日はruu,ruu cak,khaw cayの違い。

前2つはいずれも「知る」の意味。

ruu: 触ることができるもの

→具体的な人や場所、施設等

ruu cak: 触れないもの(観念的なもの)

→身長や言葉の意味等

 

khaw cayは英語のunderstandと同じで、理解するの意。

khaw cay may kh?[わかりましたか]

khaw cay kh.[わかりました]

というやり取りは授業でよく出てくる。

 

ソーソートーが終わったら料理教室へ。

今日のメニュー。

①ガイ・ヤーン(鶏肉のグリル)

②ソム・タム(青パパイヤのサラダ)

 

ガイヤーンは調味液に漬けこんで焼く。別にタレを作る。

調味液はシイイウカオ、マッキーソース、砂糖、シイイウダンム。

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 新しく登場した調味料はこれ。

・シイイウダンム  黒砂糖の醤油

→色付けに使う。少し入れると、美味しそうな茶色になるとのこと。それ自体はあまり美味しくないらしい。

これを混ぜ合わせ、さらにパクチーの根とニンニクと白胡椒を潰したものを混ぜて、鶏肉を漬け込む。パクチーが入っていたとは。

 

タレはナンプラーを基本に、絞ったタマリンドとやしの砂糖で酸い甘いを加える。

タマリンドには甘いものと酸っぱいものと2種類がある。甘いものは皮をむいてそのまま食べる。酸っぱいものは水で戻して調味料として使う。

酸っぱい乾燥タマリンド

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水で戻したタマリンド。でろでろ。

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唐辛子粉、炒った米(香り付け)、パクチーをお好みで混ぜる。

通常はグリルで焼くが、 グリルになる鍋で焼くこともあるらしい。初めて見た。安ければ1000THBだそう。フライパンだと油が切れないからあまり良くないとのこと。

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焼き上がり。

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ソムタムの材料は、青パパイヤ、人参、ニンニク、トマト、ささげ、干し海老、落花生、唐辛子。ソムタムで使う唐辛子はかなり辛い。

味付けは、絞ったタマリンド、絞ったレモン、ナンプラー、やしの砂糖。

専用のピーラー。スーパーには売っておらず、市場で買う。軽めに引くとうまくできる。

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専用の石鉢。大きい。

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ソムタムはカオニャオ(もち米) と一緒に食べるものらしい。カオニャオの蒸し器。

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石鉢で固いものから潰して混ぜて出来上がり。

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今日は結構時間がかかって、食べ始めたのは13:45頃。

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今日はなんとGAGGANにかつて勤めていた料理人の方が来ていた。GAGGANはアジアの美味しいレストラン50選において今年を含め3年連続で1位に輝いているバンコクのインド料理レストラン。そんな方が来るとは驚き。

 

明日から友人の結婚式のため日本に一時帰国。