カンボジア旅行②
2017年2月12日(日)晴れ
ホテルの朝ごはんは、大陸風、アメリカ風、アジア風の3種類から選べる。
大陸風: パン+パンケーキ+フルーツ
アメリカ風: パン+シリアル+ベーコンエッグ
アジア風: 炒めた麺+スープ麺+お粥
どれも炭水化物がすごい。それぞれフルーツジュース及び珈琲又は紅茶がつく。
フルーツジュースが美味しい。おかわり自由。
炒めた麺。
スープ麺。
お粥。
塩卵、干し魚、沢庵のような漬物。干し魚は鮭で、美味しかった。塩卵はちょっと馴染めない味がした。
朝ごはんを終えて、トゥクトゥクで出かける。
遠くに見える中央塔。
参道入口のナーガ。
西塔門。すごい人。
壁には精巧な彫刻。
これを作れと言われたら気が狂う。
回廊は、やはり恐ろしいほどまっすぐ繋がっている。
西面南側、インド古代の叙事詩『マハーバーラタ』の戦闘場面。カウラヴァ軍とパーンダヴァ軍が衝突している。
戦闘へ赴く象。昔は象が重要な戦力だったらしい。
真ん中の黒いところにクメール文字が書かれている。
連子状窓。アンコール遺跡の窓は、素通しか連子状窓のいずれかがほとんど。
南面東側は、天国と地獄の詳細な描写。天国に比べて地獄は詳細に描かれている。
天国。
地獄へ落とされる人々。
全身に釘を打たれている人。
東面南側は、乳海攪拌。乳海攪拌とは、ヴィシュヌ神の化身である大亀(クールマ)の背に乗せた大マンダラ山を、両サイドから神々と阿修羅(神に対する悪神)が大蛇(ヴァースチ)の胴体を綱として引き合い、綱引きをしながら海中をかき回すという攪拌が千年も続き、海が乳海となって神々が生まれたという創生神話である(地球の歩き方より)。
ヴァースチを引き合う。
写真中央下、中心部の大亀。
サルの神様、ハヌマーン。
第一回廊を外から。
第三回廊へ登る。第三回廊は一度に100人しか入れず、長蛇の列。係員からパスを受け取って階段を登る。
本来の階段は急勾配で危険なため現在では木製の階段が作られておりこれを登るが、これもかなりの急勾配。
元々の階段は段が異常に狭い。
登ってみると、アンコールワットが森の中にあることがよくわかる。
美しいデバダー。
彩色が残っている唇。
入ってきた西参道が見える。これまた恐ろしいほど一直線上にある。
祠堂の中の仏陀像とその前の銅羅。銅羅を見てmoonと思ったあたり、タイ語に随分毒されている。
作りかけのデバダー。
階段を降りて帰る。下りの方が怖い。
営業時間。
第三回廊側から見た、第二回廊の彫刻。かなり立体的。
第一回廊と第二回廊の間の十字回廊には、胸を叩くとエコーが響く空間がある。
みんな胸を叩いている。
本当に音が響く。声は響かないので、周波数が低い音だけが響くのかもしれない。
結構狭い空間。
帰り道、水に映るアンコール・ワット。
②バイヨン
アンコール・トム(大きな町)の中央に位置するバイヨンは、宇宙の中心と言われる。
入口の東門から。
ここは観世音菩薩の四面塔が数多くある。
ここも壁にはびっしりと彫刻がある。
なぜか木の陰に白鳥がいた。
トゥクトゥクドライバーが、バイヨンは特別な場所だと教えてくれたが、なぜかあまり感銘を受けなかった。
③タ・プローム
遺跡を侵食する榕樹が多くあることで有名。
参道脇のナーガ。
ナーガは座りやすい位置にありまた座りやすい形をしているので、大体こういった注意書きがある。
遺跡を侵食する榕樹の数々。
連子状の偽窓。
参道の修復前後。
お昼はタ・プロームの近くのAngkor Khmer Kitchenで。
ナスと豚ひき肉の炒め物。
海鮮の生胡椒炒め。
お味は普通。
④タ・ソム
入り口で見た(おそらく)軍鶏の雛。
入口。
髪を絞るデバダー。
作りかけの偽窓。
ここは材料難だったそうで、3種類の石材が混在している。
倒れそうな壁。
崩壊している内部。
こちらの榕樹も見事。
内側から。
帰り道、先ほどの雛の親と思われる軍鶏。
一度ホテルに帰って休憩。ウェルカムフルーツのランブータンを食べた。ライチや龍眼に似ているが、もちもちしていてあまり好みではなかった。
ちなみに龍眼もあったが、前に食べたタイのものより随分と果肉が薄く、種が透けて驚くほど黒く見えた。
夜はクーレンⅡでアプサラを見ながらのディナー。
最初は楽隊。吊るし木琴のような楽器が気になる。
1つ目の演目。両手に木のお椀を持った男女がお椀を打ち合わせながら踊る。
ハヌマーン役の身体能力が信じられないくらい高い。
3つ目の演目。魚獲りの歌。これも恋物語。
4つ目の演目。これも神様の恋物語。
このポーズはアプサラ基本形らしく、何度も出てくる。
手がありえないほど反っている。
5つ目の演目は女性のみ。
手の反り。
アプサラ基本形。
みんなでアプサラ基本形。
最後に勢ぞろいして、終わり。
帰りにナイトマーケットに寄った。
品質のよくわからない宝石店や、クロマーやアリババパンツを売っている衣料品店がいくつもあった。
店員は日本語が上手で、「オネイサーン、カンボジアノ経済ノタメニ買ッテッテー」と言っていた。
それからパブストリートへ。ドクターフィッシュ。小さく見えてしまう。
design restaurantで一杯だけ飲んで、帰る。
明日は郊外の遺跡へ。