カンボジア旅行①
2017年2月11日(土)晴れ
行き先はカンボジア。
洗練されている。
約1時間のフライトで、シェムリアップ空港着。
連子状窓を模したつくり。
カンボジアは、どんなに滞在が短くてもビザを取得しなければならない。観光ビザ30ドル。
入国審査で両手10本全ての指紋を取られる。最初に右手の親指以外の4本、そして右手親指、次いで左手。
送迎サービスで宿泊ホテルNita by Voまで。着いたらウェルカムドリンクとディムサムが出てきた。
ディムサムは点心のこと。ジャガイモを主体とする野菜ペーストのワンタン包み揚げ。
チェックイン時に色々話したので、ついでにカンボジア伝統舞踊アプサラを見られるレストランの予約をお願いしておいた。
部屋に入ってすぐ目に入る、アプサラを踊るデバダー。
とても良いホテル。
部屋にあったウェルカムフルーツ。
ホテルでランチ。
amok アモック。
amokはカンボジア料理の1つで、ココナッツカレー。タイ料理と似た味がする。川魚が少しにおう。奥はカンボジア炒飯。
ホテルに手配してもらったトゥクトゥクで遺跡を回る。アンコールワット周辺の遺跡は回り方が概ね決まっていて、スモールサークル、ビッグサークルの2種類がある。
このホテルでは、それぞれに含まれる遺跡は次のとおり。各々20ドル。
スモール: アンコールワット、バイヨン(アンコールトム内)、タ・ケウ、タ・ポム、バンテアイ・クデイ
ビッグ: プレア・カン、ニャック・ポアン、タ・ソム、東メボン、プレ・ループ
明日アンコールワットへ行く予定だったので、今日はビッグサークル。
ホテルの勧めで、回れるだけ回って、プレ・ループで夕陽を見る。
担当のトゥクトゥク。
アンコールワットの手前のチケットセンターで、アンコールチケットを買う。
ベンメリアとプノン・クーレン以外はこのチケットがあれば入ることができる。なんとこの2月から大幅に値上げされていて、3日間券は40ドルだと聞いていたのに62ドルになっていた。納得できない。
チケットの表。購入時に顔写真を取られ、右下に印刷される。
裏。該当の日付に穴を開けられる。
この3日間で遺跡をいくつも回ったが、きちんと毎回チケットをチェックされた。
道中見たアンコールワットのお堀。広い。
①プリア・カン Preah Khan
参道。プリア・カンは聖なる剣という意味。
地面はサラサラの砂。サンダルだと砂が入って辛いと思う。スニーカーで来て正解。
参道の横の柱からは、仏陀像が剥ぎ取られている。
見えてきたプリア・カン。
両側の柵は、ナーガ(蛇)を引っ張る神々。首がない。
西塔門。
西門。
内部は恐ろしいほど一直線になっている。
左右を見ると、かなり崩壊が進んでいる。
柱や壁には精巧な彫刻。
榕樹が遺跡を侵食している。
アプサラを踊る13人の踊り子。
アンコール遺跡群では珍しい、二階建ての建物。図書館だったという説もある。
ここは東西に出口があるので、東まで通り抜けた先でトゥクトゥクと待ち合わせ。
最初に見たことと、夕陽の時間帯だったことが加勢していたのかもしれないが、プリア・カンはものすごくよかった。
トゥクトゥクドライバーに、夕陽に間に合うようにするならここにいられるのは何分かと聞いたら40分と言われ、そんなにいるかしらと思ったが足りないくらいだった。
②ニャック・ポアン Neak Pean
ここは大きな湖の中にあって、池の上に浮かぶ長い参道を歩く。
図らずもここで美しい夕陽が見られた。
長い参道を抜けた先に見える祠堂。
上記写真左側の天馬。
帰り道。絡め取られた夕陽。
プリアカンで時間を使いすぎたので、早足で駆け抜けて15分で戻ってきた。上記写真が遺跡のほぼ全てだが、祠堂の東西南北には各々小池があるらしい。
③プレ・ループ Pre Rup
ここは遺跡の最上部まで登ることができ、そこから夕日を見る。
とんでもなく急な階段。
踊り場のシンハ(獅子)。
最上部。
最上部の偽扉。扉のように見えるが開かない。アンコール遺跡群にはよくある。
天高く獅子吠ゆる冬。
夕陽を見るシンハ。
座っていた場所から下を見たところ。結構な高さから見ていた。
鈴生りの人。
沈むまで待って、急傾斜の階段をゆっくり下りる。
夜ご飯はpub streetのsoup dragonへ。
いかにも繁華街、という感じ。
soup dragon外観。
メニューの表紙。
ここはカンボジア名物の1つ、チュナン・ダイが有名。チュナン・ダイは直訳すれば土鍋だが、転じて最近では鍋料理全般を指すらしい。確かに土鍋。
具は、牛肉、卵、舞茸、何らかの葉物野菜、カリカリに揚げられた薄揚げ、麺。
牛肉のつみれとネギは最初から入っていた。
卵を牛肉の皿に入れて溶いて、牛肉にまぶしてから鍋に入れていた。驚いていたので写真がぶれているしうまく写っていない。
出来上がり。
優しい味。調味料が色々ついてきたけどほとんど使わず。お腹いっぱいになった。
トゥクトゥクで帰る。
初日から遺跡を結構見られて満足。カンボジアの夜は意外にも外気温が低く、半袖にストールだと寒いくらいだった。