Krung Siamとグリーンカレー
2017年3月6日(月)晴れ
とうとう第10課。最後の課に入った。1月半ばに見学した時と同じ課までたどり着いたのだと思うと感慨深い。
休みの日にどこに行くか、というテーマで、使えそうなフレーズがいくつか。
khoon-faak caak〜[〜のお土産]
thiaw hay sanuk[旅行を楽しんでください]
〜pen yan nay baan[〜はどうでしたか?]
関連語彙に
phi phi tha phan[博物館]
という単語があり、見学の時に先生が、この単語は日本人に人気があるタイの単語ベスト10に入っています、と説明していたのを思い出した。
ピピタパンと読む。
お昼はKrung Siamクルンサイアムへ。ソイ39。最近オープンしたばかりで、東京のタイ料理店がバンコクに初進出という逆輸入。
メニューが可愛い。
何も言わなくても最初にジャスミンティーが出てくるあたりに日本を感じる。セットの生春巻き。バジルではなく大葉。美味しい。
大好きなカオソーイ。
珍しく麺は細め。美味しかったがかなり辛く、最後の方はもはや味がよくわからなかった。
夜ご飯はグリーンカレー。
右上がバイマクート(こぶみかんの葉)。スーパーで陳列されていなかったので、店員にないのかと聞いたところ、奥に引っ込んで、しばらくして持って出てきた。茶色の筋が入っていたりして料理教室で使ったものより品質が良くないように思われる。店の裏の木か何かからむしってきたのではないかと疑っている。
ココナッツミルクを使い切るために規定より40cc多めに入れたためか、なんだか白っぽくなってしまった。
味は上出来。
赤く細長いのは唐辛子だが、辛くない。私でも食べられるほど。
しかし唐辛子としての成分はきちんと含まれていたようで、ご飯を食べ終わった後くらいから、切る時や種・ワタを除く時に触った両手の指先がジリジリと熱を持ち始めた。痛いと言ってもいい。少しすると収まったが、お風呂に入ったりして体温が上がるとまた痛み始める。
カプサイシンおそるべし。
知多らーめんと自習
2017年3月5日(日)晴れ
夫のタイ語が夜だったので、久しぶりにゆっくり起きて、お昼は知多らーめんへ。ソイ24。
ソーソートーのクラスメイトにラーメン屋さんで働いている方がいて、その方が研究のためバンコクのラーメンを食べ歩いた際に、最も美味しいと思ったのがここらしい。理由を聞くと、タイ人は皆猫舌なため、バンコクのラーメンは大体ぬるいが、ここのラーメンはきちんと熱々だったとのこと。温度で差がつくバンコク。
外観。写真には写っていないが左半分にコーヒーショップがかぶっているので、道からは少し見えにくい。
内観。
ここは愛知のラーメン屋さんらしく、愛知のたまり醤油を使った、たまりラーメンが有名。名古屋名物天むすもある。
たまりラーメン。
激うまチャーハン。美味しくて量が多い。焼豚の味か、少し甘め。
今日の英語の担当講師は若い女性のタイ人だったのだが、なんと日本語がかなりわかる人だった。日本の漫画が好きで、趣味で中学から日本語を勉強していたとのこと。趣味?
18時から夫がタイ語だったため、私はターミナル21のスタバで自習することに。カフェで自習なんて久しぶり。
真面目にやっていたら突然キャッチーな音楽が流れ始めて、店先で女性が踊り始めた。
日本ではこういったイベントはなかなか起こらないような気がする。
夜は横井うどんへ。ライム醤油うどん。
少し余裕のある週末だった。
アユタヤ
2017年3月4日(土)晴れ
アユタヤへ行く。
まずはワット・ニウェート・タンマ・プラワットへ。ここは西洋風の建物が多い。川の向こうにあり、非常に簡素なロープウェイで対岸へ行く。運転資金は寄付で賄われている。
子供が転げ落ちそう。
建物があまりに西洋風なので、一瞬ここがどこだかわからなくなる。
それほど広くないのだが、野犬が非常に多かった。
メインの教会。
一見教会のようだが、祀られているのはお釈迦様。
ステンドグラスもあり、天井にも装飾が施されており、金色の仏像と妙にマッチしている。
次いでバーン・パイン離宮へ。ここはタイ国王の避暑地。
美しく手入れされている。
園内は広いので、カートで移動することもできる。1時間400THB。
なんと池の近くにワニが。と思ったら居合わせた日本人によればコモドオオトカゲとのこと。
柵もないのに野放しで、何やら大きな魚の頭を食べていた。怖すぎる。途中でトカゲ1がトカゲ2を追いかけていて、そのスピーディな動きに戦慄した。
なんだトカゲか、と思っていたが今調べたところによれば、コモドオオトカゲは口の中に毒管を持ち、獲物に噛みついた際に毒を流し込み、毒は血液の凝固を妨げるため獲物はいずれ死に、コモドオオトカゲは獲物を見失っても鋭い嗅覚でたどり着くとのこと。人間や水牛でも死に至った例があるらしい。放し飼いで大丈夫か。
有名な、象をかたどった庭木。
ぐるぐる回っているスプリンクラーをかいくぐって近付いた。
これが直にこちらを向く。
プラ・ティナン・ウェーハート・チャムルーン。雨季、冬季の廷臣の住居。警備員によると、当時親交の深かった中国からラマ五世に贈られたもの。完全に中華風。もうここがどこだかわからない。
内部も中華風。
龍の衝立や、
中国産の床のタイルが美しい。
近くの物見の塔、ホー・ウィトゥン・タサナーから眺める。
物見の塔からは園内が一望できる。
物見の塔の内部。
池に浮かぶプラ・ティナン・アイサワン・ティッパアート。池の中央にある十字形の美しいタイ建築。
バーン・パイン離宮の目玉、プラ・ティナン・ワローパート・ピマーン。王の居室及び謁見の間。
くるぶしがほんの少し出ている程度だったが、サロンの着用を求められた。無料で貸し出している。
内部は撮影禁止。外観は撮り忘れ。ベルサイユ宮殿に比肩するくらい豪奢だった。
お昼はサイトン・リバーで。
有名な川エビを食べた。
入り口近くに生簀がある。何処かで見たエビだと思ったら海老のつりぼりのものと同じ。そういえば海老のつりぼりの海老はアユタヤ産だった。
なんとアユタヤでは、ドライバーは無料でご飯が食べられるらしい。アユタヤのプロモーションとのこと。
そして木の根に取り込まれた仏像の頭部が有名なワット・マハータートへ。遺跡は小さな赤いレンガでできている。
有名なあれ。思ったより小さかったし、森に囲まれていなかった。
遠景。
仏像の頭より高くに頭がある状態で写真を撮ってはいけない、との看板があるので、しゃがんで写真を撮った。
多くの仏像は頭がないが、
綺麗に残っているものもある。
出入口の近くの木にはココナッツが設置されており、リスが首を突っ込んで食べていた。
アユタヤは、遺跡自体が街中にあり、アンコール遺跡群よりも遺跡感が薄い。広島の原爆ドームと似た感じ。
他の遺跡に行く元気がなかったので、ここでライトアップを待つことに。
19時に始まるとのことだったが、19時になっても全然つかない。諦めて、別の場所へ。が、そこもついていなかった。
ので、通りがかりのライトアップがそれなりに綺麗な遺跡の写真を撮った。おそらくワット・ラーチャ・ブラーナ。
たぶん、アンコールワットに行くのが早すぎた。
横井うどんと紅包
2017年3月3日(金)晴れ
今日も涼しかった。3月に入ったのに涼しい日が続いている。
今日習ったもの。
①luun〜 〜を忘れる
chop luun〜[好き 忘れる], luun 〜 boy-boy[忘れる よく]はいずれも、よく忘れるという意味。
②yaa 〜 〜しないで
それほど強くない禁止。
〜 may dayはより強い禁止。ルールを説明するときに使う。
haam 〜 は一番強い禁止。交通ルールや寺院での禁止行為の際に用いられる。
③〜で行く、来る
動作の順番に言う。
khap rot pay waay naam thii phuu-khet
[車を運転する 行く 泳ぐ プーケットで]
車でプーケットへ泳ぎに行く。
毎日通ったソーソートーもとうとう来週いっぱいで終わり。再来週の月曜日はテスト。
お昼は横井うどんへ。ソイ39の奥、少し西へ入ったところ。奥様方から、日本ではあまりうどんを食べなかったのにここでよく食べてしまうと聞いていたので、楽しみにして向かった。
外観。ちょっと予想と違う。もっと日本によくある老舗みたいな外観を想像していた。
メニュー。有名な某うどん屋さんに似ている。ライム醤油があるところはさすがタイというべきか。
店内。似ている。
明太釜玉うどん。
店内は広め。
ちょっと期待したものとは違った。
帰りにフジスーパー2号店に寄ったが、なんとスタバが入っているくらい大きな店舗で、2階もあった。フジスーパーは4号店まだあるが、最大店舗らしい。
夜は夫が早く帰って来たので、ソイ39の紅包(hong bao)へ。
面白いエレベーターで2階へ。箱ではなく床が上下する。床が降りて来ているところ。
客が自分でボタン操作する。
1階のドアの半透明の上部が見えなくなるところ。
ちょっと高め、と聞いていたのにだいぶ高めに見える店内。
中央左は、おそらくお通しとして出てきた大根の醤油漬け。
コイだけど海老の蒸し団子。頼まず。
海老とフォアグラの揚げ春巻き。
とても美味しかった。
その他海老焼売、小籠包、おこわ。
リッチなエビチリ。
なぜか出てきたゼリー。
明日はアユタヤ。
料理教室③とトンクルーアン会食
2017年3月2日(木)晴れ
今日は風が強くて涼しかった。
今日のソーソートーは、
文+ru plaaw?[〜ですか?]
〜may?も同じ意味だが、以下のように使い分ける。
●動詞述語文の場合
ru plaawは過去、現在(未来も使える)
mayは現在、未来
昨日〜しましたか?という場合にmayは使えない。
●形容詞述語文の場合
いずれも使える。
●名詞述語文
ru plaaw又はchay mayを使う。
もうru plaawに統一すればいいのでは。
お昼は料理教室3回目。
keen khiaw waan(カレー 緑 甘い)
・タイ風さつま揚げ
thoot man plaa(揚げる 油 魚)
まずはグリーンカレー。
具は、
・ささみ(豚、牛、魚、海老、なんでもよい。なんでもよい、はタイ語でaray koo daay)
・丸茄子
・辛くない大きい唐辛子
調味料は、
・グリーンカレーペースト
・ココナッツミルク
・コブミカンの葉
→トムヤンクンにも入っている。タイカレーらしい匂いの正体はこれ。
・椰子の砂糖
・塩
手前の赤いのが唐辛子、その右が丸茄子、その奥がコブミカンの葉、その左がバジル。左の皿の手前はパクチーの実の粉。
なんとココナッツミルクは生のココナツから絞り取る。カレーペーストを使うのに。
タイ人は、ココナッツミルクを使うときに、こうして絞るのが普通らしい。日本人にとっての出汁のようなものだろうか。
250グラムの生のココナツに、1カップの水を加えて絞る。これを4回繰り返す。
搾り取ったココナツミルクを鍋で煮て、油を分離させる。
ささみ、カレーペースト、パクチーの実の粉を炒めてココナッツミルクの油の部分を加え、鍋に戻して沸騰したらその他の具を入れる。
お次はタイ風さつま揚げ。材料は以下のとおり。
・魚のすり身
赤い。これはプラーガーイという川魚のすり身。身が柔らかいため、生の魚からスプーンで身をこそげ取って袋に詰めてそのまますり身として市場で売るらしい。
・レッドカレーペースト
・ささげ、卵
さらにコブミカンの葉を千切りにして入れる。まぜてこねて成形して揚げる。
揚げたらふっくらした。
冷ましておいたらしぼんだ。
ホーリーバジルをカリカリに素揚げして、キュウリの甘酢タレも作る。
できあがり。
タイ人はグリーンカレーを写真左の米麺で食べることが多いらしい。太いそうめんという感じ。
夜は、家族旅行でこちらに来ている友人ご一家とトンクルーアンでご飯。タイで日本の親しい人に会えて、楽しかった。食べたもの。
khoo muu yaan (喉 豚 焼く)。相変わらず美味しい。
phat phak-bun fay deen(炒める 空芯菜 火 赤い)
puu phat phon-karii(蟹 炒める カレー粉)今回は剥き身(nua)で。
豚肉の麺包み揚げ。
海老の包み揚げ。
充実した1日だった。